いつもブログご覧いただきありがとうございます。
当院来られている方で・・・。
「年だからもう治らないでしょ。」
「病院で腰の痛みは加齢が原因でしょう。」と言われた。
「年取ると、体力も、筋力も衰えるから、このひざの痛みは仕方ないのよね。」
「友達に旅行に誘わるのだが、腰が痛くて長い距離歩けないからいけないの。」
「孫と遊びたいのに、腰、膝が痛くて外に一緒に遊びに行けない。」
「薬の量が増える一方で、飲む量を減らしたいのに減らせられない。」
皆さんも年齢を重ねてくるとこのような悩みを一度はお持ちの経験あるのではないでしょうか?
年のせいだから、加齢だから、と言ってしまっているあなた。
年のせいなら、皆さんと同じ年代の方全員が同じ悩みを抱えていることになります。
しかし、同じ年代のお友達の中で「私、どこも痛いところないの。」という元気なお友達1人はいるのではないでしょうか。
では、元気な方、と痛みがある方の違いって何でしょうか?
今日は痛みの改善、そして痛みが出にくい体つくりについてお話していきます。
痛みが出やすい方の特徴
良く体が硬い方は「小さいころから体硬かったので仕方ないのよ。」って言われる方が多いのです。
ではその方は生まれて間もない赤ちゃんの頃から体硬かったのでしょうか?
皆さん体の堅い赤ちゃんって見たことありますか?
そうなのです、みなさん生まれたときは体柔らかかったのです。
いつのころからか、自分は硬いからと言ってあきらめてしまっているのです。
体が硬いといっても大きく3つに分かれます。
筋肉が硬くなっている。
皆さん体が硬いというと一般的に筋肉が硬いと想像する方が多いのではないでしょうか?
柔軟体操をする、セルフストレッチをするなどは筋肉に対してのアプローチする方法になります。
同じ姿勢での作業、運動不足により筋肉を動かさないことが続くと筋肉の柔軟性が低下し筋肉が硬くなります。
しばしば、運動不足なのでジムでヨガを始めたら、筋肉を傷めてしまったという方が来院することがあります。
これは、筋肉の柔軟性が低下しているにもかかわらず無理に筋肉をストレッチしたことにより筋繊維が傷ついてしまった結果なのです。
関節が硬くなっている。
ストレッチ、柔軟体操をしていてなんだか筋肉が伸びている気がしない言う経験をされた方は関節が硬くなっている可能性が高い方です。
けがや骨折による骨変形、加齢による骨変形。五十肩などで痛いことによってその関節をある一定期間動かさなかったことによる関節拘縮。
関節が硬くなってしまっているケースは自分でストレッチなど運動をしただけでは改善しにくいケースがあります。何年のストレッチ、ヨガなどに通っているのに全然体が柔らかくならないという方は関節が硬くなっていることが考えられます。
皮膚が硬くなっている。
自分の前腕部の皮膚を引っ張ってみてください。つまんで伸びない。またはつまめない方は皮膚が硬くなっている方です。柔軟体操をするとつれそうになる方は皮膚も硬くなっている可能性が高い方です。患者さんに説明するときは、革ジャンを着て運動するのと、ジャージを着て運動するのではどちらが動きやすいですか?答えは、もちろんジャージですよね。皮膚が硬いということは革ジャンを着て無理やり動いているのと同じ状態だといえるでしょう。
筋肉、関節、皮膚が硬くなってしまった方は、まず血流を良くしていきましょう。
湯船に20分をつかるようにしましょう。その時肩まで浸かっているとのぼせてしまいますので、半身浴もしくは胸ぐらいまでにしておきましょう。
ウォーキングを20分から40分しましょう。膝、腰が痛い方は無理をしない程度ですが、できるだけ大股で踵から着地しましょう。腕は体幹より後ろにいくように大きく振りましょう。
裁縫、読書など長時間の同じ姿勢での作業は1時間に最低でも1回は10分程度休憩を入れましょう。
全身の血流を良くすることで、筋肉、皮膚への酸素、栄養が十分に行くことで柔軟性がでてきます。そしたら、次のステップです。
柔軟体操、ストレッチ、ヨガなどで柔軟性を高めていきましょう。
その時十分に水分を取りましょう。1日1ℓ~1.5ℓを目安に。
夜7~8時間はしっかりと睡眠をとりましょう。
上記のことがご自身で行うことが難しい方は、当院の鍼、骨格矯正を受けて頂くことで、血流が良くすることが出来ます。また、筋肉、関節、皮膚の柔軟性をだすお手伝いも可能です。無理なく、その方の状態に合わせて行っていきますので継続的に治療は必要になってきますが、必ず体はいい方向に変化していきます。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます
鍼灸整体サロン温春健心
長野市篠ノ井御幣川805-3
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