顔面神経麻痺は、豊かな表情や会話・食事などに欠かせない表情を作る神経が麻痺してしまう病気です。
顔面神経麻痺を患うことで、上手に食事が取れない、目が完全に閉じないなどの症状が現れ、日常生活に支障をきたします。
今回は、顔面神経麻痺と鍼灸治療の効果についてお話ししていきます。
顔面神経麻痺の原因や症状
顔面神経は顔の筋肉を動かすための神経で、表情を作ったり、会話をしたりする際に欠かせません。
顔面神経麻痺は様々な原因によって神経への信号が途絶えてしまい、顔の筋肉を動かすことができなくなることがあります。
顔面神経麻痺の多くは、血行不良によって顔面神経がある場所に浮腫が起きて神経が押しつぶされることが起こります。
顔面神経麻痺には脳と脊髄に原因がある「中枢性の麻痺」と、脊髄から伸びている神経に原因がある「末梢性の麻痺」の2つに分かれ、多くが後者です。
顔面神経麻痺と鍼灸治療の効果
顔面神経麻痺は、WHO(世界保健機構)の鍼灸適応疾患の一つに挙げられており、鍼灸臨床においては回復が得られる疾患として認識されています。
急性期で専門医療機関によるステロイドなど薬物療法で神経の炎症と腫れを引かせて、それとあわせて週に1〜2回の鍼灸治療を行うと良いでしょう。
顔面への鍼灸治療によって、顔面神経やその周辺組織の血流改善、壊れた組織の修復の他、手足への治療をあわせて行うことで、全身の血液循環をよくして、回復力や免疫力を高めることができます。
長野市と千曲市で顔面神経麻痺にお悩みの方は当院にご相談ください
長野市と千曲市の境にある「温春健心」では、鍼灸・整体施術を行なっております。
当院では鍼灸、整体、経路マッサージ、モルフォセラピーの施術を組み合わせたコンビネーション施術を行い、毎回行うカウンセリングを通じて、身体の痛みを不調、精神的な疲れやストレスにアプローチしていきます。
最初から症状の改善まで一人の担当者が施術を行うので、いつも同じ技術の施術を受けることができます。
お身体の状態や、症状の改善のためにできることを一緒に考えてご説明させていただきますので、顔面神経麻痺でお悩みの方は当院にご相談ください。