ブログご覧いただきありがとうございます。
私たちは、「日ごろからメンテナンスが大事ですよ。」とお伝えしています。
特に、痛くもないし、調子も悪くないのになぜメンテナンスが必要なのかと質問されることがあります。
では、お聞きします。最初に体の不調を訴えてこられた時と今とで生活スタイルを見直してお体のために日々過ごしていますか？
たいていの人は、良くなると悪かった時の状態を忘れ元生活スタイルに戻ってしまいます。そして、またある一定期間自分の体のことを気にかけず体が不調をきたすのです。
定期的にメンテナンスに来ていただいている方は、前よりは運動をするようになった。夜遅く食事をとるのを控えるようになった。仕事中、気が付いたらストレッチをしているなどできることから始めてくれている方が多くいらしゃいます。
メンテナンスに来ていただいている方でも、治療に来た際に、お体を診させていただくと自分ではき気が付いていない体の不調が必ずと言っていいほどあります。
しかしメンテナンスで来られている方は、自分の身体の状態が以前より分かるようになります。少し違和感があると、このおかしいなという感じを無視してしまうとまた大きな不調になることに気が付くことが出来るのです。
なぜ自分のお体の状態を自分で感じ取れるようになっているかというと、治療を継続していることで体がいい状態をある一定期間キープできておりその状態を脳が覚えているので、少しでもそのいい状態から離れると、「何かしっくりこないな」と思うようになるのです。体の健康センサーが良好に働くようになるのです。
当院に来られている方で3週に１回のペースでメンテナンスをされている方がいます。
今回仕事や家庭の都合で４週間空いてしまって来院されました。
ご本人もコリ、つらさがあり、良い姿勢がとりづらいけれども以前よりは調子はいいとのことでした。
でもお話を聞いていき検査をしていくと明らかにいつもよりようないところがいくつか出てきました。
本人は自覚がなくそこまで体が疲れている状態だとは思っていなかったようでした。
原因として挙げられたのが、仕事での同僚の仕事の悩みを聞いたりと普段の仕事以外のこともあったこと。
家庭のことでもストレスが溜まっていること。また、以前は夜必ず起きてしまっていたのだが、治療をして起きることはなくなったのでしっかり寝られているので大丈夫という過信もすこし要因としてあったのではないかと推測されます。
実際治療後のお体の軽さを実感されるといつもより疲れがたまっていたことを自覚していただけました。
この方はメンテナンスで半年以上は通われている方で、自分の身体のことも意識して通勤のとき一駅歩いたり、夜ラーメンを食べて帰るのをやめたりとされている方です。
意識されている方でも普段と違う負荷がかかり続けると体に出てきてしまうのです。
そして、ある程度の悪い自覚があっても体の全ての状態は把握できないのです。
定期的に治療に来ていただくことで、自分では気が付かない体の不調に気づけ、またそれに対してどうしていけばよいかの対策も立てられるようになるのです。知らず知らずのうちにお体が悪い状態が当たり前にはなっていませんか？
それすらも気が付いていない方があまりにも多いように思います。
① 体はスッキリしないけど「まあこんなもんでしょ」と思っている方。
② 年のせいだから仕方ないと思っている方。
③ 自分のことは後回しで、周りのためにと動きすぎている方。
④ 緊張しやすく、周りの目が気になる方。
⑤ 仕事が忙しいからと言って痛くても我慢している方。
上記に当てはまる人は悪い状態が当たり前になっており、お体の危険信号を察知できない状態に陥っている可能性が高い方です。
後になって後悔するなら今からでも遅くはありません。自分の身体と心と向き合ってみてください。
鍼灸整体サロン温春健心
長野市篠ノ井御幣川805-3
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