精神的負担が及ぼす影響。

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近年、社会が複雑化している。物は豊かになっていても人々に与える精神的負担は増えてきています。どの業種でもほとんどパソコンを使うことが増え、子育て、家事の追われる毎日。このような環境で、不安感、緊張感、興奮、うつ、無気力、不眠など訴える人が増えてきています。そこで、今日は精神的負担が肉体にも影響し、臓腑器官はもちろん、筋肉にも異常となって現れることについてお話していきます。

目次

精神的負担が及ぼす部位

精神的負担によって異常をきたしやすい場所は首、肩、背中、胸周り、お腹、頭部、顔面部といった体の上部に現われることがほとんどです。繊維筋痛症は全身のいたるところに痛みが生じるので精神的負担が極みになってしまっている状態だと考えられます。

これらの場所の痛みの原因は主に気血の流れが悪くなることによって生じる筋肉の異常だと考えます。

これらの場所の筋肉が硬くなるとさらに気血の流れが阻害されます。首、肩、顔には多くの経絡が流れておりその中のいくつかは脳にも気血を栄養しています。これらの経絡の流れが悪くなることによって脳に十分な栄養がいかなくなると、正常な精神活動ができなくなり、不安感、不眠、うつ、無気力、といった精神的症状が現れてきてしまうのです。

鍼灸で与える体への影響

鍼灸でこれらの経絡の流れを良くすることで、首、肩、背部などの筋肉の緊張も緩みまた脳にも十分な栄養がいくことが出来るようになります。また鍼を刺すことにより、体内からモルヒネ様物質が分泌されることが証明されています。モルヒネ様物質は精神安定作用があるのでさらにこれらの精神的症状を和らげる効果があります。

まとめ

現代社会で生活している以上避けては通れない精神的負担をいかにして軽減し、体に不調をきたさないかがとても重要です。軽減方法は人それぞれ違います。スポーツをするとストレスが発散できる、カラオケに行って歌を歌うなど、自分に合った方法を見つけていきましょう。それと同時にお体のメンテナンスをすることを強くお勧めします。

鍼灸整体サロン温春健心
長野市篠ノ井御幣川805-3
TEL:026-214-6124

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